1本つり専用ハーネス型安全帯の取扱い

ランヤードは堅固な構造物に取り付けてください

ランヤードは、構造物から抜けたり、破損したりする危険性がなく、墜落阻止時の衝撃荷重に十分耐えるものを選んで取り付けてください。

ランヤードは堅固な構造物に取り付けてください

●電灯線等弱い構造物に取り付けると、墜落阻止時の衝撃荷重で構造物が破損し、墜落する危険性があります。

ランヤードは鋭い角に触れないようにしてください

ランヤードが鋭い角に触れる危険性のある所では使用しないでください。

ランヤードは鋭い角に触れないようにしてください

●墜落阻止時に鋭い角でロープや織ロープが切断することがあり危険です。したがって、鋭い角のある構造物を避けてランヤードを掛けるか、または構造物に丈夫な布などの保護材を巻いてご使用ください。

構造物側フックはD環(ランヤード取付位置)より高い位置に取り付けてください

ランヤードの取付位置は高い方が落下距離が短くなり衝撃荷重が小さくなりますので、できるだけ高い位置に取り付けてください。

構造物側フックはD環(ランヤード取付位置)より高い位置に取り付けてください

●D環(ランヤード取付位置)より低い位置に取り付けると、万一の落下時の落下距離が長くなり、衝撃荷重が大きくなって人体に損傷を及ぼすおそれがあります。

構造物側フックは正しく掛けてください

構造物側フックは、墜落阻止時に折れ曲がったり、外れ止め装置および安全装置に荷重が加わらないようにご使用ください。(フックの形状と掛け方は一例を示す)

直接掛け 回し掛け 穴掛け
正しい
掛け方
誤った
掛け方
・誤った掛け方をすると、外れ止め装置や安全装置がねじられたり部材で押されたりしてフックが取付部から外れたり、フック本体が変形して墜落するおそれがあります。
・フックが正しく掛っているか(外れ止め装置の閉じ・安全装置が構造物との接触で押されていないか等)目視で確認してください。

ランヤードは高温部に近づけないでください

●ロープ・織ロープ等は合成繊維製のため、熱により溶融して強度が低下し、墜落阻止時に必要強度が得られず墜落するおそれがあります。

ランヤードは高温部に近づけないでください

ベルトに酸(バッテリー液など)・アルカリを付着させないでください

ベルトに酸(バッテリー液など)・アルカリを付着させないでください

●ベルトは合成繊維製のため酸・アルカリで溶解してベルトの強度が低下し、墜落阻止時に必要強度が得られず墜落阻止できないおそれがあります。

ランヤードは墜落阻止時に床面または下方の障害物に衝突しない位置に取り付けてください

フックは、ランヤード長さの2.2倍(1.7mのランヤードでは3.7m)の高さ以上の構造物に取り付けてください。
なお、ショックアブソーバ機能を搭載したランヤードではショックアブソーバの最大伸び(65cm)を加えてください。(安全帯使用指針抜粋)

●フックの取付位置が低いと床面や下方の障害物に衝突し、けがをするおそれがあります。

ランヤードは墜落阻止時に床面または下方の障害物に衝突しない位置に取り付けてください

ランヤードは振り子状態にならない位置に取り付けてください

ランヤードは振り子状態にならない位置に取り付けてください

●障害物に衝突して、けがをするおそれがあります。

垂直・水平親綱の1スパンを利用する作業者は1名としてください

垂直・水平親綱の1スパンを利用する作業者は1名としてください

●友引き状態になり、他の作業者も同時に落下するおそれがあります。

一度でも大きな荷重が加わったものは廃棄してください

下図のような変形や損傷があれば、ハーネスを含むランヤード全体を廃棄してください。
●外見上の変形がなくても、一度でも大きな荷重が加わったものは、再び墜落すると衝撃荷重が大きくなり、人体に損傷を及ぼすおそれがあります。

Gカット式の場合 ロープ・Gブレード式の場合

Gカット式の場合

ストラップの表面から白色の糸(衝撃コントロール繊維)が露出しているもの。

(ストラップの表面に素線切れ・毛羽立ち/部分的な変色等が現れた場合)

ロープ・Gブレード式の場合

シンブルが変形しているもの

ノビロン式の場合 ロープ・ノビロン・巻取り式の場合

ノビロン式の場合

U環が変形しているもの

ロープ・ノビロン・巻取り式の場合

ショックアブソーバが少しでも作動しているもの。

分解・改造しないでください

分解・改造しないでください

●ご自分で分解・改造することは、安全帯としての性能を十分に発揮できないばかりか、危険な状況の発生が考えられますので、絶対におやめください。
●必要強度が得られず、事故になるおそれがあります。
●ご自分でさつま編み加工をしないよう(独)労働安全衛生総合研究所の「安全帯使用指針」で指導されています。
 藤井電工(株)で加工いたしますのでご連絡ください。
●巻取り器は分解中にばねが飛び出してけがをするおそれがあります。
●ショックアブソーバ付の場合、ショックアブソーバは絶対に外さないでください。

屋外に放置しないでください

●ベルトは合成繊維製のため紫外線によって強度が低下します。

体重が100kg以下でお使いください

体重が100kgを超えると墜落時に大きな衝撃荷重が加わり、重大事故が起こる場合があります。

*体重(装備重量):体重と装備品全ての合計重量。

●体重が100kgを超える場合は、「お客様相談窓口」までお問い合わせください。

ランヤードに体重を預けないでください

万一の落下時に墜落阻止を目的に使用するものです。

ランヤードに体重を預けないでください

●ロープ径は万一の墜落を阻止するだけの設計になっています。常時体重を掛けると摩耗・傷などで強度不足になる場合があります。
●巻取り器のベルト通し環が破断することがあります。
●ランヤードに体重を預けるとバランスをくずし墜落する場合があります。

同一メーカー・同一型式のものを組み合わせてください

●ハーネスとランヤードは異なるメーカーや型式のものを組み合わせて使用すると必要強度や機能が得られない場合があります。(安全帯使用指針で指導されています。)

身体に合わせてベルト長さを調節してください

●ベルトを緩く締めていると、墜落阻止時に大きな衝撃荷重が加わり、身体が損傷したり、ハーネスから身体が抜けて重大事故が起こる場合があります。また、作業時に突起物などに緩んだベルトが引っ掛かり転倒する場合があります。

身体に合わせてベルト長さを調節してください

製品カタログ